【2025年最新版】初心者向けドスパラのおすすめゲーミングPC10選 + 1

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ゲーミングPCを選ぶとき、「ドスパラのどれを選べばいいのか分からない」と悩む方は少なくありません。初心者にとって、CPUやGPUなどの専門用語が並ぶスペック表は理解しづらく、どれを選べば自分に合っているのか判断が難しいからです。

そこで本記事では、ドスパラで購入できる初心者向けのおすすめゲーミングPCを、2025年の最新情報をもとに分かりやすく紹介していきます。性能と価格のバランスが取れたモデルや、用途別の選び方なども丁寧に解説するため、初めてゲーミングPCを購入する方にも安心して読んでいただけます。

「Apex や Valorant を快適にプレイしたい」「コスパの良い1台を探している」といったニーズにも対応できる内容です。ぜひ最後までご覧ください。

はじめに｜どれを選べばいい？と迷う初心者へ

ゲーミングPC選びでよく聞く悩みのひとつが、「結局、自分に合ったモデルがどれなのか分からない」というものです。特にドスパラのように選択肢が豊富なメーカーでは、初心者がスペックや価格の違いを見極めるのは簡単ではありません。

価格帯も10万円以下から20万円以上まで幅広く、「高ければ安心なのか」「スペックはどこまで必要なのか」といった判断も迷いやすいポイントです。さらに、デスクトップとノートのどちらを選ぶべきかという視点も加わると、余計に混乱してしまいます。

この記事では、2025年5月時点の最新事情をもとに、初心者が安心して選べるドスパラのゲーミングPCを、価格帯別・用途別に紹介します。性能とコストのバランスに優れたモデルを中心に取り上げるため、コスパ重視の方にも役立つ内容です。

【選び方ガイド】初心者向けゲーミングPCの選び方

パフォーマンスの要｜CPU と GPU の基礎知識

ゲームの快適さを左右する2大パーツが「CPU」と「GPU（グラフィックボード）」です。CPU は処理の頭脳、GPU は映像の描画を担当するため、どちらもバランスよく選ぶことが重要です。

2025年時点では、Core i5 や Ryzen 5 といったミドルレンジ CPUに、RTX 4060 クラスの GPUを組み合わせた構成が、フル HD 環境ではコストパフォーマンスに優れています。重いゲームを高画質でプレイしたいなら、Core i7 や RTX 4070 以上のスペックも検討すると良いでしょう。

安定動作のカギ｜メモリとストレージ容量

ゲーム用途では、メモリは16GB以上が安心です。最近のゲームは単体で多くのメモリを使うため、8GB では不足しやすく、動作が不安定になる可能性があります。

ストレージはSSD 1TBを目安にすると、複数のゲームをインストールしても容量に余裕を持てます。ゲームの起動やロード時間にも関わるため、SSD 搭載は必須条件といえます。

「ノート vs デスクトップ」徹底比較

ゲーミングPCにはノート型とデスクトップ型があります。どちらを選ぶかは、使い方や設置スペースによって変わってきます。

デスクトップ型：冷却性能が高く、パーツの交換・拡張もしやすい。コスト面でも有利な傾向があります。
ノート型：省スペースで持ち運びができ、設置の自由度が高いのが特徴です。ただし、冷却性能や拡張性には限界があるため、選ぶ際はスペックや設計をよく確認しましょう。

【2025年最新】おすすめゲーミングPC10選

ゲーミング PC を選ぶとき、まず気になるのが「予算内でどんな性能が手に入るのか？」という点です。とくに初めて購入する方にとっては、価格帯ごとにどれくらい快適に遊べるのかがイメージしにくいかもしれません。

そこで本記事では、現在販売されているドスパラのモデルから、価格帯別におすすめのゲーミング PC をピックアップしました。10〜15 万円台のエントリーモデルから、25 万円以上のハイエンド構成まで、実際に販売中のモデルを中心に紹介していきます。

各モデルについては、「ノート PC とデスクトップの違い」や「GPU（グラフィックボード）の性能」、「メモリやストレージ容量」なども整理して解説しているので、あなたのプレイスタイルや予算に合った 1 台を見つける参考にしてみてください。

注意

ドスパラPCは、組み合わせ次第で無限の数があります。パーツの価格変動により、こちらで表示している金額が変更されることをご承知おきください。なるべく、代表的な型を用意しました。ご予算や用途に応じて、細かくカスタマイズすることも可能ですので、ぜひ自分だけの一台を組み上げてください。

【10〜15万円台】初心者にも手が届く高コスパモデル

はじめてゲーミング PC を買う人にとって、10〜15 万円台は一番手が出しやすい価格帯。このレンジでも、しっかりとした性能のモデルが揃っていて、フル HD 環境で人気ゲームを快適に遊ぶには十分なスペックが期待できます。

この価格帯の特徴は、RTX 4050〜4060 クラスの GPUを搭載している点。軽め〜中量級のゲームなら快適そのもので、Apex や Valorant などの e スポーツ系タイトルもスムーズに動かせちゃいます。

ノート PC なら、持ち運びしやすくて省スペースなモデルが多く、デスクトップなら冷却性能や拡張性に優れた「ガチゲーミング」寄りの構成が魅力。ここでは、それぞれのスタイルに合わせたおすすめモデルをピックアップしてみました。

💻 GALLERIA RL7C-R45-5N

初心者にちょうどいいフルHDゲーミングノート

¥144,980（税込）

【16〜20万円台】中級者にぴったりのバランス型

この価格帯では、搭載されるパーツのグレードが上がり、ゲームをより高画質・高フレームレートで楽しめるようになります。とくに RTX 4060 や RTX 4060 Ti を搭載したモデルが中心で、フル HD はもちろん、設定を上げた状態でも快適な動作が期待できます。

CPU も Core i7 や Ryzen 7 クラスが選べるようになり、動画編集やストリーミング配信といった用途にも対応できる性能を持っています。ゲームをしながら別の作業もこなしたい方や、性能面で妥協したくない中級者にとって、非常にバランスの良いゾーンです。

今後のアップデートや新作ゲームにも備えて、長く使えるゲーミング PC を選びたいという方におすすめの価格帯です。

💻 GALLERIA RL7C-R45-5N

ストレージたっぷりの万能ノート

¥162,980（税込）

【21〜25万円台】高設定ゲームを快適に楽しみたい人向け

この価格帯になると、よりハイグレードな構成のモデルが増えてきます。とくに RTX 4060 Ti の上位モデルや、メモリ 32GB、ストレージ 1TB〜2TB といった余裕のあるスペックが揃い、重めのタイトルでも高設定で安定した動作が可能になります。

CPU も Core i7 や Ryzen 7 の上位モデルが中心で、処理性能に不安がないため、長期的に使いたい方や複数タスクを並行したいユーザーにも向いています。WQHD やマルチディスプレイ環境を検討している方にとっても、十分なパフォーマンスが期待できる構成です。

「スペックに妥協せず快適にゲームを楽しみたい」「次の買い替えは数年後にしたい」という方にとって、安心して選べる価格帯です。

💻 GALLERIA XA7R-R46T

Ryzen 7 ＋ RTX 4060 Ti（16GB）搭載の上位モデル

¥204,980（税込）

用途	適性評価	ユーザーレベル
Stable Diffusion	◎ すごく向いてる！	中級者向け
ゲーム用途	◎ すごく向いてる！	中級者向け

項目	評価	理由
CPUの拡張余地	○	Ryzen 9シリーズへのアップグレードは可能
メモリの増設可否	◎	スロット4本、最大128GB対応
GPUの交換余地	◎	ATXケース、650W電源でフルサイズGPUにも対応
ストレージ増設可否	◎	M.2スロット×3、SATA×4で豊富な拡張性
電源ユニットの交換性	◎	ATX規格のため交換容易
冷却・排熱性能	◎	14cmファン×3搭載で通気性良好
OSの対応期間	◎	Windows 11 Home、今後の長期運用に対応

用途／評価項目	評価	理由
Stable Diffusion用途	あと4〜5年	VRAM 16GBあれば今後のSD需要にも対応可能
ゲーム用途	あと4年程度	高画質設定でも快適動作が期待できる構成
パーツの流用可能性	◎	GPU・メモリ・M.2 SSDなど再利用に優れる

ユーザー分類	理由
中級者向け	VRAM容量に余裕があり、今後のモデル運用や拡張も視野に入れやすい

用途	適性評価	ユーザーレベル
Stable Diffusion	○ やや制限あり	中級者向け
ゲーム用途	◎ すごく向いてる！	中級者向け

項目	評価	理由
CPUの拡張余地	○	i9-14900F等へ交換可能
メモリの増設可否	○	スロット2本のため増設は交換前提
GPUの交換余地	◎	MicroATXケースでもフルサイズ対応／650W電源も余裕あり
ストレージ増設可否	◎	M.2×2、SATA×4で拡張性良好
電源ユニットの交換性	◎	ATX規格電源のため交換も容易
冷却・排熱性能	○	フロント・リアファン搭載、トップファン無し
OSの対応期間	◎	Windows 11 Homeで長期対応可

用途／評価項目	評価	理由
Stable Diffusion用途	あと3〜4年	VRAM 8GB構成では将来的な複雑処理に不安あり
ゲーム用途	あと4年程度	ミドルハイクラスGPUでAAAタイトルにも対応
パーツの流用可能性	◎	GPU・DDR5メモリ・Gen4 SSDすべて再利用可能

ユーザー分類	理由
中級者向け	基本的なSD用途・ゲームも快適に動作、今後のGPU交換も視野に入る構成

【25万円超え】ハイエンド志向・長く使いたい人向け

25万円を超えると、ゲーミングPCとしてはハイエンドクラスに分類されるモデルが中心になります。RTX 5070 や RTX 5060 搭載機種に加えて、最新世代の CPU・高速メモリ・大容量ストレージといったすべてにおいて高性能な構成が揃っています。

こうしたモデルは、4K や WQHD の高解像度環境でも高フレームレートを維持しやすく、重い3Dゲームや動画編集・配信といった負荷の高い作業も快適にこなすことができます。また、パーツの世代も新しく、将来的な拡張性や対応力も高いのが特徴です。

長期間使いたい方や、あらゆる用途で妥協したくない方には、この価格帯のモデルが最適です。特に、安定性・耐久性を重視するユーザーにおすすめです。

💻 GALLERIA XL7R-R56-6A

最新 Ryzen AI 搭載の高性能ノート

¥269,980（税込）

用途	適性評価	ユーザーレベル
Stable Diffusion	○ やや制限あり	中級者向け
ゲーム用途	○ 快適にプレイ可能	中級者向け

項目	評価	理由
CPUの拡張余地	×	ノートPCのため交換不可
メモリの増設可否	○	SO-DIMMで一部増設可能な可能性あり
GPUの交換余地	×	ノート用RTX 5060搭載で交換不可
ストレージ増設可否	○	M.2スロット追加が可能な場合あり（要確認）
電源ユニットの交換性	×	ACアダプター専用のため不可
冷却・排熱性能	○	薄型筐体ながら冷却は考慮されているが限界あり
OSの対応期間	◎	Windows 11 Homeで今後も対応

用途／評価項目	評価	理由
Stable Diffusion用途	あと2〜3年	VRAM 8GBでは将来的な高機能への対応が厳しくなる可能性
ゲーム用途	あと3年程度	中設定でのゲームプレイは当面可能
パーツの流用可能性	×	ノートPCのため内部パーツ流用は基本不可

ユーザー分類	理由
中級者向け	持ち運びながらSDを試したい、基本操作やモデル推論を中心に使いたい方向け

用途	適性評価	ユーザーレベル
Stable Diffusion	◎ すごく向いてる！	上級者向け
ゲーム用途	◎ すごく向いてる！	上級者向け

項目	評価	理由
CPUの拡張余地	○	現行ハイエンドだがi9-14900Fへのアップグレードは可能
メモリの増設可否	◎	最大128GB、スロット4本搭載
GPUの交換余地	◎	ATXケース＋750W GOLD電源で上位GPUも対応可能
ストレージ増設可否	◎	M.2×2、SATA×4で拡張性あり
電源ユニットの交換性	◎	ATX電源（750W GOLD）搭載で交換も容易
冷却・排熱性能	◎	14cmファン×3（前後上）でエアフロー良好
OSの対応期間	◎	Windows 11対応済

用途／評価項目	評価	理由
Stable Diffusion用途	あと4〜5年	VRAM12GB構成で当面の需要をカバー可能
ゲーム用途	あと4年程度	最新ゲームも高設定で快適動作可能
パーツの流用可能性	◎	GPU、メモリ、SSDすべて将来PCでも利用可能

ユーザー分類	理由
上級者向け	高解像度出力やControlNet使用も問題なく対応できる構成

本気の1台｜全部快適にしたい人向け＋1選

ここまで紹介してきた10台は、どれも価格と性能のバランスに優れた初心者〜中級者向けのおすすめモデルばかり。でも中には、

「妥協せずに、ゲームもAI処理も画像生成も全部快適にこなしたい」
そんな“本気の1台”を探している人もいるはず。

そこで最後に、性能特化＆将来性バツグンの超ハイスペックモデルを＋1台だけ特別に紹介します。価格はやや高めですが、そのぶん得られる体験の次元が違います。

「買い替えなしで長く使いたい」「全方位で後悔したくない」──そんな人にこそ見てほしい、プレミアクラスの1台です。

💻 GALLERIA ZA9C-Rxx

ゲーム・配信・AI生成、すべてに本気で取り組みたい人へ

¥414,980（税込）

用途	適性評価	ユーザーレベル
Stable Diffusion	◎ すごく向いてる！	上級者向け
ゲーム用途	◎ すごく向いてる！	上級者向け

項目	評価	理由
CPUの拡張余地	×	Core i9-14900KFは現行最上位のため
メモリの増設可否	◎	スロット4本・最大128GBまで対応
GPUの交換余地	◎	ATXケース＋1000W電源でフルサイズGPUも対応
ストレージ増設可否	◎	M.2スロット×5、SATA×4あり
電源ユニットの交換性	◎	ATX規格・1000W GOLD電源搭載
冷却・排熱性能	◎	水冷CPU＋大型ケース＋前後14cmファン搭載
OSの対応期間	◎	Windows 11 Home、2024年以降も長期対応

用途／評価項目	評価	理由
Stable Diffusion用途	あと5〜6年	現時点での最高クラス構成
ゲーム用途	あと5年程度	RTX 5070 Tiは将来の4K対応にも余力あり
パーツの流用可能性	◎	GPU、DDR5メモリ、NVMe SSDなど将来流用可能

ユーザー分類	理由
上級者向け	Stable Diffusion学習／複数モデル管理／ControlNet併用などの用途にも完全対応

📈 トレンド技術との相性と将来性

このPCは現時点で最上位クラスのスペックを誇り、将来的な技術トレンドにも十分対応できる構成となっています。とくに最新GPU・高性能CPU・大容量メモリを備えた構成は、数年先の用途にも余裕をもって対応可能です。

技術動向	相性評価	理由・備考
AI支援アプリ（NPU搭載PC向け）	○ GPUで代替可能	本モデルはNPU非搭載だが、RTX 5070 TiとCore i9により、高負荷AI処理も十分カバーできる
今後のゲームグラフィック水準	◎ 最高レベル	レイトレーシングやDLSS 3.5にも完全対応し、WQHD〜4Kゲーミングでも快適動作
画像生成AI（Stable Diffusionなど）	◎ 圧倒的対応力	VRAM 16GB、32GBメモリ、Core i9構成でLoRA学習や複数モデル同時実行にも対応
Windows 12以降への対応	◎ 問題なし	TPM 2.0対応・最新チップセット採用のため、OS移行も安心

まとめ：
このモデルは、あらゆる技術トレンドに対応できるフラッグシップ級構成です。将来的に求められる処理性能や機能にも、余裕をもって対応できるため、ハイエンド環境を長期で維持したいユーザーに最適です。

【TIPS】GALLERIA型番の読み方、知っておくと選びやすくなります

ドスパラで販売されている GALLERIA シリーズのゲーミング PC には、RM5C-R46 や XA7C-R46T など、独自の型番がついています。これらは単なる記号ではなく、筐体サイズや CPU、GPU など、基本的なスペック情報を示す“記号化された構成情報”です。

型番の構造を理解しておくことで、スペック表を細かく見なくても、ある程度の性能や用途が判断しやすくなります。選択肢の多いドスパラ製品を効率よく比較・検討するために、ぜひ押さえておきたいポイントです。

型番に含まれる情報の見方

記号	意味
R / X / Z	筐体グレード（R＝スタンダード、X＝ハイエンド、Z＝最上位）
L	ノートブック
M / A7 / A9	CPU グレード（M＝Core i5、A7＝Core i7、A9＝Core i9）
C / A	CPU メーカー（C＝Intel、A＝AMD）
V	Ryzen CPU
R36 / R46 / R47	GPU 型番（R36＝RTX 3060、R46＝RTX 4060、R47＝RTX 4070）
T	Ti モデルを表す（例：R46T＝RTX 4060 Ti）

*Core Ultra はまだ区分されてないみたいです。

◯Lightning-G シリーズ（参考）

型番	読み解き
Ti7B	Ryzen 7（無印）＋ RTX 4060 Ti / Black
Ti7XW	Ryzen 7 7700X ＋ RTX 4060 Ti / White
Ti5B	Ryzen 5 ＋ RTX 4060 Ti / Black（ミドル構成）

例：型番から読み取れる構成

このように、型番にはスペック選びのヒントが詰まっています。製品比較や候補の絞り込みがしやすくなるため、あらかじめ把握しておくと便利です。

そして、これがわかると、型番検索をして新品と中古で商品を絞り込むことができます。欲しい構成が決まっている場合にはおすすめの検索方法です。ページ下部の「目的別おすすめ構成まとめ」を参考にして探してみてくださいね。

よくある質問｜購入前に知っておきたいQ&A

ゲーミング PC を検討していると、「ノートとデスクトップのどちらがいいのか」「スペックはどこを重視すればよいのか」など、さまざまな疑問が出てくるものです。このセクションでは、購入前に多くの方が不安に感じやすいポイントを中心に、Q&A 形式でわかりやすく解説していきます。

ゲーミングノートでも後悔しない？

ゲーミングノートは、省スペースで手軽に使える反面、デスクトップと比べて拡張性や冷却性能に限界があります。そのため、「性能が足りない」「音が気になる」「熱がこもる」といった理由で後悔するケースも少なくありません。

ただし、最近のモデルは設計やパーツ性能の進化によって、発熱や静音性の面も大きく改善されています。ゲームのプレイスタイル（場所・時間・タイトルの種類）や、モバイル性を重視するかどうかで選ぶのがポイントです。

フル HD 環境で中〜軽量級のゲームをプレイするのであれば、RTX 4050〜4060 搭載のゲーミングノートでも十分対応可能です。性能面で不安がある場合は、メモリやストレージが増設可能なモデルを選ぶのも一つの方法です。

「今買っても大丈夫？」型落ちのリスクとは

パソコンは定期的に新しいモデルが登場するため、「購入直後に型落ちになるのでは？」と不安に感じる方も多いと思います。ただし、ゲーミング PC のスペック進化はある程度ゆるやかで、1〜2世代前の構成でも多くのゲームは問題なくプレイ可能です。

たとえば、RTX 4060 世代の GPU はフル HD 環境で非常に安定したパフォーマンスを発揮し、DLSS 3 などの最新機能にも対応しています。そのため、今の時点で購入しても「長く使える安心感」が十分にあります。

最新モデルとの価格差を見ながら、「コストパフォーマンスが高く、数年は快適に使えるスペック」を基準に選ぶのがおすすめです。

電源や冷却性能はどこを見る？

ゲーミング PC は高性能な分、消費電力と発熱量が大きいため、電源ユニットと冷却システムの品質はとても重要です。これらを軽視すると、動作が不安定になったり、パーツ寿命が短くなったりする可能性があります。

電源については、搭載されている GPU に合わせて「500W〜750W 程度の 80PLUS 認証付き電源」があると安心です。特に RTX 4060 Ti 以上のクラスでは、容量や安定性に余裕がある構成が望まれます。

冷却性能については、ケースファンの数や配置、CPU クーラーの種類（空冷 or 水冷）などがチェックポイントになります。デスクトップの場合はエアフローが確保された筐体を選ぶと安定しやすく、ノートの場合は底面の吸気構造やファン制御の最適化が重要です。

CPUとGPUに「相性」ってあるの？

ゲーミング PC や画像生成用 PC を選ぶうえで、CPU と GPU のバランスはとても重要です。どちらか一方の性能が極端に高く、もう一方がそれに見合っていない場合、性能を十分に発揮できない「ボトルネック」が発生します。

たとえば、エントリークラスの CPU にハイエンド GPU を組み合わせても、GPU の能力がフルに使われず、ゲームのフレームレートが頭打ちになることがあります。逆に、ハイエンド CPU にローエンド GPU を組み合わせても、GPU が処理しきれず全体のパフォーマンスが制限されます。

組み合わせの一例

CPU	GPU	バランス評価
Ryzen 5 5600G	RTX 4070	アンバランス（CPUが足を引っ張る）
Core i9-14900K	GTX 1650	アンバランス（GPUが足を引っ張る）
Core i5-14400F	RTX 4060	バランスが良い（コスパ◎）
Ryzen 7 7700	RTX 4060 Ti	バランスが良い（中上級者向け）

最適な組み合わせを選ぶには、「プレイしたいゲーム」「画像生成や動画編集などの用途」「予算」の3点を軸に、CPUとGPUのバランスを考慮することが大切です。当サイトで紹介しているモデルは、こうしたバランスも意識して選定しています。

自分にとって最適な組み合わせがわからないときはどうしたらいい？

ゲーミング PC の選び方には「正解」がなく、プレイしたいゲームや使い方によって最適な構成は変わってきます。そのため、全体的に見比べても「結局どれが合っているのかわからない」と感じる方は多いです。

まずは、次の3点を整理するのがおすすめです：

プレイ予定のタイトル（例：APEX、FF14、Valorant など）
画質のこだわり（標準設定か高画質か）
持ち運びの有無（据え置き or ノート）

こうした条件を整理したうえで、当サイトで紹介している構成例や価格帯別のモデルを参考にすると、自分に合ったスペックの目安が見えてきます。

それでも迷う場合は、スペックよりも「レビュー評価」「拡張性」「サポートの手厚さ」などの要素を重視するのも一つの方法です。最初の1台に完璧を求めすぎず、信頼できるモデルから選ぶことで、長く快適に使うことができます。

AI搭載PCとゲーミングPCは別に考えるべき？

近年話題になっている「AI搭載PC（AI PC）」とは、CPUやGPUに加えて「NPU（ニューラルプロセッシングユニット）」を搭載し、AI処理を効率化できる構成を持つパソコンを指します。Copilot 機能など、OS レベルでの AI 支援を活用する目的で設計されています。

一方で、ゲーミング PC は「3D グラフィック処理性能」や「冷却・電源設計」など、ゲームを高品質で快適にプレイすることを重視した構成です。そのため、AI PC とゲーミング PC は目的も求められる性能も異なるカテゴリとして考えるのが基本です。

ただし、RTX 40 シリーズ以降のゲーミング GPU は AI に関する機能（Tensor コアや DLSS など）も搭載しており、画像生成や動画処理といった用途にも対応できます。Stable Diffusion などのローカル AI を動かしたい場合は、ゲーミング PC のほうが安定したパフォーマンスを発揮することが多いです。

AIもゲームも画像生成も全部快適にしたい。そんなPCは現実的？

「AI処理（Copilotなど）も試したいし、ゲームも遊びたいし、Stable Diffusionも回してみたい」──こうしたマルチな用途を1台のPCでカバーしたいというニーズは年々増えています。ただし、これらすべてを高負荷状態で快適にこなすには、相応のスペックとコストが必要です。

たとえば、AI処理用に最適化された「AI PC（NPU搭載）」は、バッテリー駆動中の軽量AI処理に強い反面、Stable Diffusion のようなGPU依存の高負荷処理には不向きです。一方、ゲーミングPCはGPU性能に優れ、画像生成やゲーム用途に強い反面、NPUを搭載していないため、OSレベルのAI支援（Copilotなど）は一部非対応となることもあります。

とはいえ、RTX 4060 Ti〜RTX 4070クラスのGPU＋メモリ32GB以上を搭載した高性能ゲーミングデスクトップであれば、Stable Diffusionや動画編集、3Dゲームを十分な快適さでこなすことができます。特にローカルでのAI画像生成を重視する場合、NPUの有無よりもGPUのVRAM容量と安定性の方がはるかに重要です。

AI PCとゲーミングPCの両方の要素を兼ね備えた“万能機”を目指す場合、現状はデスクトップのハイエンド構成（例：Core i7 / RTX 4070 / 32GB〜64GBメモリ）を軸に選ぶのが現実的な選択肢です。

目的別おすすめ構成まとめ

最後に、目的や予算に合わせて選びやすいよう、おすすめ構成を一覧表にまとめました。どのような使い方にどのスペックが合うのか、迷ったときの参考にしてください。

目的・プレイスタイル	CPU	GPU	推奨価格帯	該当モデル例
ライトゲーマー（APEX・VALORANT・軽量FPS）	Core i5 / Ryzen 5	RTX 4050〜4060	10〜17万円	RL7C-R45-5N / Magnate-G MVB
中級者（高画質で快適に遊びたい）	Core i7 / Ryzen 7	RTX 4060 Ti（8GB〜16GB）	17〜23万円	Lightning-G AV-Ti7B / RM7C-R46T
配信や動画編集もしたい	Core i7 / Ryzen 7（メモリ 32GB）	RTX 4060 Ti 16GB〜RTX 5070	20〜27万円	XA7R-R46T / XA7C-R57
持ち運びを重視したい（ゲーミングノート）	Core Ultra 7 / Core i7	RTX 4050〜4060	14〜20万円	RL7C-R45-4 / RL7C-R46-5N
将来性を重視・最新パーツを使いたい	Core i7-14700F / Ryzen AI 7	RTX 5060〜5070	25万円以上	XL7R-R56-6A / XA7C-R57
Stable Diffusion を快適に使いたい	Core i7 / Ryzen 7（メモリ 32GB 以上）	RTX 4060 Ti 16GB 以上	22〜27万円	XA7R-R46T / XA7C-R57
AI処理・ゲーム・画像生成を1台で快適にこなしたい	Core i7 / Ryzen 7（メモリ 32GB〜64GB）	RTX 4070〜5070（12GB 以上）	27万円以上	XA7C-R57 / カスタム構成モデル推奨

まとめ｜やりたいことに合わせて最適な1台を選ぼう

ゲーミング PC の選び方は、「どんなゲームをどのくらいの画質で楽しみたいか」「他に何をしたいか（配信・動画編集・画像生成など）」によって、大きく変わります。さらにノート or デスクトップ、予算、設置環境など、考えるべき要素も少なくありません。

とはいえ、迷ったときは “フル HD 環境＋RTX 4060 以上のグラフィックカード”を一つの基準にしてみてください。中でも、ドスパラで販売されている GALLERIA シリーズは、ラインナップが豊富でコスパも良く、初心者〜中級者にとって安心して選べるモデルが揃っています。

また、Stable Diffusion などの AI 画像生成にも興味がある場合は、VRAM が多めのモデルやメモリ 32GB 搭載モデルがあると、より快適に使えます。1台で複数の用途に対応したい場合は、ハイスペックなデスクトップ構成も検討してみましょう。

◯チェックリスト

自分がよく遊ぶゲームの推奨スペックを確認する
RTX 4060またはそれ以上のGPUを選ぶ（DLSS対応推奨）
メモリは最低16GB、SSDは500GB以上を基準に
ノートかデスクトップかは使用環境と設置スペースで決定
電源と冷却性能も忘れずにチェック

このガイドが、あなたにぴったりの 1 台を見つけるきっかけになれば幸いです。

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