「AIって難しそう…」「顔が変になったらどうしよう」って、ちょっと不安になっていませんか？
でも大丈夫。この記事では、「なんだ、私にもできそう！」と思ってもらえるようなコツをわかりやすくお伝えします。
最近では、AIを使ってイラストを生成するツールが増えています。その中でも「人物イラスト」は多くの方がチャレンジしたいジャンルではないでしょうか。
しかし一方で、「顔がバグっている」「手が不自然」といった声もよく見かけます。この記事では、そうした失敗を回避しながら、初心者の方でも自然な人物イラストを出力できる3つのポイントをご紹介します。
使用ツールは、日本語でも使える AI画像生成サービス『Artist AI』。これから使ってみようか迷っている方に、ぴったりのガイドです。
※本記事で紹介する「
Artist AI」は、ソースネクスト株式会社の無償提供キャンペーン当選品を利用した体験レビューです。内容は筆者の個人的な感想です。
- 1. この記事で使用するツール「Artist AI」とは？
- 2. 人物を“主役”にしない！背景込み構図が成功のカギ
- 2.1. なぜ顔バグ・手バグが起きるのか？
- 2.2. ブログにぴったり！破綻しにくい構図って？
- 3. 顔や手が変になりにくい！プロンプトで注意すべき点
- 3.1. 曖昧ワードが失敗を招く？
- 3.2. 「服・動き・背景」で分けると成功しやすい！プロンプトの書き方
- 4. 日本語だけでどこまで出せる？Artist AIの実力を検証してみた
- 4.1. Artist AIは日本語OK？実際の出力結果から解説
- 4.2. おすすめプロンプト構成（テンプレ付き）
- 5. 実際に使ってみて感じたこと
- 6. こんな人におすすめかも
- 7. おわりに｜バグ回避で「これなら使える！」画像へ
- 8. 🔗 他のカテゴリレビューも読む！
この記事で使用するツール「Artist AI」とは？
本記事では、AI画像生成ツール「Artist AI」を使った人物イラストの作成方法を紹介しています。
Artist AIは、日本語のプロンプトに対応しており、専門的な知識がなくても比較的かんたんに画像を生成できるのが特徴です。
特に、顔や手のバグを回避しやすい工夫や、構図・プロンプトの調整次第で自然なイラストが作れる点が魅力です。
詳しい使い方や料金プランについては、以下のページも参考にしてみてください。
人物を“主役”にしない！背景込み構図が成功のカギ
顔や手の崩れは、構図によって起こりやすさが変わることがあります。
まずはその理由と、失敗を避けるための考え方を見ていきましょう。
なぜ顔バグ・手バグが起きるのか？
AIが生成する画像は、全体のバランスを保ちながら出力されます。そのため、人物をど真ん中に大きく配置する「アップ構図」では、細部の破綻（顔のゆがみ・手の異常）が目立ちやすくなります。
特に、顔や手は情報量が多いため、精度が要求されるパーツ。AIにとってはハードルが高い部分なのです。
ブログにぴったり！破綻しにくい構図って？
ポイントは、「背景とセットで人物を配置する」こと。人物が画面の一部として溶け込む構図を選ぶと、破綻のリスクを下げることができます。
たとえば以下のような構図が効果的です：
- オフィスでノートPCを操作している日本人女性（人物は小さめ）
- 桜並木の下を歩く高校生グループ（背景が主役）
AIが得意とするテンプレ構図を活用することで、安定した出力が期待できます。
なぜうまくいくかというと、AIは画面全体のバランスを見ながら画像を構築するため、人物が画面の一部として配置されていると破綻を回避しやすくなるからです。
出力によっては変化あります。私の場合はリュックを背負っている図ばかり。プロンプトに追加すると変化しそうです。
顔や手が変になりにくい！プロンプトで注意すべき点
構構図を工夫しても、プロンプトがあいまいだと失敗することもあります。
ここでは、自然な人物を出力しやすくするためのプロンプトの書き方をお伝えします。
曖昧ワードが失敗を招く？
「かわいい」「笑顔」などの抽象的な表現だけでは、AIに意図がうまく伝わらないことがあります。また、「笑顔」や「手を振る」といった動作も、具体的な状況がないと破綻しがちです。
破綻が多かった例：
- 女の子が笑顔で手を振る（手が歪みやすい）
- かわいいJKがカフェにいる（人物の顔が不自然）
破綻したのは「どこで・何をしているか」が曖昧だったため、AIが文脈を正しく解釈できなかったことが原因です。
「服・動き・背景」で分けると成功しやすい！プロンプトの書き方
構図や状況、服装、動作をなるべく分解して具体的に書くのがポイントです。
成功しやすいプロンプト例：
- 女子高生が木のテーブルでノートPCを操作している。背景は明るいカフェ。
- スーツを着た日本人女性が東京のオフィスでキーボードを打っている。
「誰が・どこで・何をしているか」まで言語化すると、AIの理解が深まります。しかし、アニメ調の場合は破綻することが多く、破綻している部分は少し詳しく書いてあげるのが良いでしょう。
- スーツを着た日本人女性が東京のオフィスでパソコンのキーボードをタイピングしている。
リアルだとPCが普通に出てくるのですが、アニメ調だとやたら長いキーボードが出てきました。これは、楽器のキーボードと混同しているのかなと思い、少しだけプロンプトを変えたらうまくいきました。
全くプロンプトを無視することもあるのがちょっとよくわからない。
日本語だけでどこまで出せる？Artist AIの実力を検証してみた
英語での操作に不安がある方も多いかもしれませんが、Artist AIは日本語に対応しています。
ここでは、実際の出力例とあわせて、日本語プロンプトの使い方を紹介します。
Artist AIは日本語OK？実際の出力結果から解説
Artist AIは完全に日本語に対応しており、英語が苦手な方でも安心して使えます。ただし、「ざっくりした言葉」では意図が伝わらず、バグの原因になることも。
成功しやすいのは、以下のように「ちょっと細かめに指示する」ことができるプロンプトです。
- 女子高生が左側に座り、右にあるノートPCを見ている
- 背景に観葉植物があるカフェで、女の子が紅茶を飲んでいる
なぜかカメラ目線だったのでつぎの用に変更したら、それっぽくなりました。
- 女子高生が左側に座り、右にあるノートPCを見ている。視線はノートパソコンの画面。
おすすめプロンプト構成（テンプレ付き）
- 主語：「誰が」（例：女子高生、日本人女性）
- 場所：「どこで」（例：カフェ、オフィス）
- 動作：「何をしている」（例：パソコン操作、コーヒーを飲む）
- 構成要素：背景・家具・表情など（例：観葉植物、笑顔）
このように、4つの視点でプロンプトを考えることで、自然で破綻の少ないイラストを出力しやすくなります。
実際に使ってみて感じたこと
画像の出力サイズは 1024×1024ピクセルの正方形です。
ブログのアイキャッチとして使うには少し扱いにくく感じるかもしれませんが、
上下をトリミングして1024×768の横長にすれば、自然な比率で使うことができます。
つまり、隅から隅まで完璧な画像を狙う必要はなく、見せたい部分だけをカットして使うという工夫もできるんです。
もうひとつ感じたこととしては、1回の生成で1枚・1クレジットが必要な点です。
成功しても失敗しても消費されるので、慣れるまでは少し難しく感じるかもしれません。
Canvaのように1回で複数のパターンを出せると、初心者にも優しいな…と感じました。
とはいえ、1枚ずつに集中して作れるという良さもあるので、自分に合った使い方を見つけていけたら良いですね。
こんな人におすすめかも
GPT系の画像生成ツール（DALL·Eなど）では、比率の指定や細かな表現も可能で、より高精度な画像が出力できます。
ただし、その分だけコストも高く、年間で見ると数万円かかることもあります。
その点、Artist AIはシンプルで使いやすく、価格も抑えめなので、ライトユーザーや初心者の方にちょうどいいツールといえるでしょう。
ブログやSNSで「ちょっといい感じのイラストが欲しい」というニーズには、十分応えてくれる印象です。
おわりに｜バグ回避で「これなら使える！」画像へ
最後に、この記事で紹介したポイントをまとめておきます。
AIで人物イラストを作成する際に悩まされがちな「顔バグ」「手バグ」も、以下の3つのコツで回避しやすくなります。
- 構図を絞る
→ 顔や手が目立ちすぎない、背景込みの構図が◎ - 動作を明確にする
→ 「何をしているのか」を具体的に伝えることで破綻を防ぐ - 状況を詳しく伝える
→ 服装・場所・表情なども分けて書くと安定しやすい
完璧な手の描写まではいかない場面もありますが、ブログやアイキャッチで“それっぽく見える”画像を作るには、十分実用的です。
加えて、実際に使ってみて気づいた点もシェアしておきます。
- 画像は1024×1024の正方形で出力される
→ 上下をカットして使えば、1024×768の横長画像としてブログにぴったり - 1回の生成に1クレジット必要
→ 成功・失敗問わず消費されるため、慣れるまでは少し不便に感じるかも
→ Canvaのように複数枚出力できる仕様があれば、さらに使いやすくなりそう
それでも、基本のコツを押さえれば、初心者でも実用的なイラストをしっかり作れます。
まずは1枚、あなたの世界観に合った構図から Artist AI を試してみてください。
“顔バグ怖い…”って思ってた昨日の自分に、今日できた画像を見せたら、ちょっとだけ笑ってくれるかもしれません。
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