
【はじめに】MiniTool のライセンスってどうなってるの?

MiniTool の各製品には、無料版・試用版・有料版が用意されています。
ただし、どこまで無料や試用で使えるかは、製品ごとに異なります。
そのため、事前に「自分が使いたい機能が無料や試用で対応しているのか?」を確認しておくことが大切。
本ページでは、特によく使われる 3 製品について、ライセンスの違いを比較表と一緒に整理して紹介します。
【比較表】MiniTool 3製品のライセンス内容(最新版)

各製品の無料版・試用版・有料版の違いを、以下の表でまとめました。
試用ライセンスでは、ほぼすべての有料機能を一定期間使えるアプリもあります。
項目 | Power Data Recovery | ShadowMaker | Partition Wizard |
---|---|---|---|
無料版でできること | 最大 1GB まで復元可能 | フルバックアップと復元 | パーティション変更、ディスク情報表示 |
有料プラン名 | Personal(月間、年間) / Ultimate (3pc) | Pro(1pc,2pc) / Business | Pro / Pro Platinum(3pc) / Pro Ultimate(5pc) |
有料でできること | RAID 復元 / ブート対応など | 差分・スケジュール / クローン機能など | OS 移行 / パーティション復元など |
試用ライセンスの有無 | あり | あり(30日間) | あり |
試用版の特徴 | 機能制限ほぼなし(保存のみ不可) | Pro 相当の機能を試用可 | Pro 相当の操作可能(保存制限あり) |
永久ライセンス | 全プランにあり(※プランにより価格が異なる) | ||
商用利用 | ビジネスユーザー向けのみ | ビジネスユーザー向けのみ | ビジネスユーザー向けのみ |
サポート・アップデート | プランにより有効期間が異なる | プランにより異なる | プランにより異なる |
※内容は今後のアップデートにより変更される可能性があります。
詳細は各製品の公式サイトをご確認ください(項目名をクリックするとストア情報を確認できます)。
【製品別に解説】各ライセンスの特徴まとめ

Power Data Recovery のライセンス
- 無料版では最大 1GB までのデータ復元が可能で、スキャンやプレビューも利用可能。
- 起動不能なPCからの復元や、復元容量の無制限化などは有料版(Pro / Ultimate)で対応。
- 試用ライセンスでは有料版の機能を 30 日間試せるが、復元できるデータ容量には制限がある。
製品の詳しいレビューはこちらの記事をご覧ください。
ShadowMaker のライセンス
- 無料版では手動によるバックアップと復元、ファイル同期が可能。
- スケジュール設定や増分・差分バックアップ、クローン作成などの高度機能は Pro 以上のプランで提供。
- 試用ライセンスでは、有料版と同等の機能を 30 日間制限なしで利用可能。
製品の詳しいレビューはこちらの記事をご覧ください。
Partition Wizard のライセンス
- 無料版で基本的なパーティション操作やディスク情報の確認が可能。
- OS 移行やパーティション復元などは有料ライセンスが必要。
- 試用ライセンスでは操作確認が可能だが、保存・実行には制限あり。
製品の詳しいレビューはこちらの記事をご覧ください。
⚠️ 商用利用を希望する場合
商用利用を希望される場合は、以下の「Business」ライセンスが必要となります。
- Business Standard
- Business Deluxe
- Business Enterprise
- Business Technician
これらのプランは、商用環境や法人利用に対応しており、利用可能なPC台数や機能が異なります。詳細は公式サイトのライセンス比較ページをご参照ください。
- Power Data Recovery のライセンスページ
- ShadowMaker のライセンスページ
- Partition Wizard のライセンスページ
【選び方】どのライセンスが自分に合っている?

MiniTool の製品は、利用目的や使い方によって最適なライセンスが異なります。
以下の表を参考に、自分に合ったプランを選んでみましょう。
ユーザータイプ | おすすめライセンス |
---|---|
軽く試してみたい | 無料版(すべての製品) |
家庭・趣味用途でしっかり使いたい | Power Data Recovery:Ultimate ShadowMaker:Pro |
ビジネス利用も視野にある | Business ライセンス(ShadowMaker / Partition Wizard) |
※迷った場合は、まず無料版や試用ライセンスから試して、必要に応じてアップグレードするのがおすすめです。
【よくある質問】MiniTool ライセンスに関する Q&A
永久ライセンスって買い切りのこと?
はい、一度の支払いでずっと使える買い切り型ライセンスです(※一部プランではサポートやアップデートの期間制限あり)。
1つのライセンスで複数台にインストールできますか?
通常は1台までですが、プランや法人向けライセンスでは複数台に対応する場合があります。
ライセンスのアップグレードは可能ですか?
はい、差額を支払うことで上位プランへアップグレードできます。
無料版ではどこまで使えますか?
製品によって異なりますが、基本的な操作や機能の一部は無料で利用可能です。詳細は比較表をご覧ください。
パソコンを買い替えた場合、アプリは引き継げますか?
MiniTool の有料ライセンスは、基本的に購入時に使っていたパソコン(1台)に紐付けされます。
そのため、パソコンを買い替えた場合は、原則として新たなライセンスが必要になります。
ただし、複数台対応のプラン(例:3台まで/5台までなど)を選んでいる場合は、新しいPCにもインストールすることが可能です。利用状況に応じて、複数PC対応ライセンスの検討がおすすめです。
【まとめ】ライセンスの違いを知って、失敗しない選び方を

MiniTool の 3 製品は、それぞれ用途や機能にあわせて無料版・試用版・有料ライセンスが用意されています。
永久ライセンスが全製品に用意されている点は安心材料となりますが、
自分に必要な機能が「無料 or 試用」で対応しているかを先に確認することが大切です。
最初は無料や試用ライセンスからスタートし、実際の使い心地や必要な機能を確認した上で、
無駄のないライセンス選びをしていくのがおすすめです。
ライセンスは1ライセンス対1PC
また、MiniTool の有料ライセンスはすべて「PCに紐付くタイプ」となっています。
そのため、パソコンを買い替えた場合は原則として新たなライセンスが必要です。
一見すると不便に思えるかもしれませんが、これは言い換えると、
1台のPCを使い続ける限り、追加費用なしでフル機能を使えるということでもあります。
月額や年額のサブスクリプション形式ではなく、「1デバイス=1契約」の形だからこそ、
一般的なPCの寿命(3〜5年)を考えると、実はとてもコストパフォーマンスの高い契約形態といえます。
なお、複数のPCで利用したい場合には、
「3台のPCで1年間利用可能」や「5台まで生涯利用可能」といった、
マルチPC対応のライセンスプランを選ぶのがおすすめです。
家族や職場などで複数台の PC を管理するケースでは、こうしたプランのほうが結果的に割安になります。